10/7
「貯蓄の日」
戦前の祝祭日のひとつだった神嘗祭にちなんで、
(昭和2)年に貯蓄増強中央委員会の提唱で制定された。
神嘗祭は、天皇陛下がその年に収穫した新穀を伊勢神宮に奉納する祭り
なるほど、お米は年に一回しか知れないから、倉庫に取っておいてチビチビ食べなきゃいけない
それが、貯蓄って事なんですね
貨幣という素晴らしいシステムが出来て
収入と支出の山谷を平準化することが出来るようになった。
貯蓄があれば、収入が一時的に落っこちても、大丈夫。
安心安心。
理屈的には分かるし、実感としても分かるんだけど
実際にはなんかいらんことしているんじゃないか、という漠然とした思いがある
元々の「山谷を無くして平らにする」だけが目的ならば良いんだけど
もっともっと、って思っちゃう。
人と比べちゃって、あの人お金持ちで羨ましいなあ
もっと頑張って、あの人以上になりたい
ホント?
ホントにホント?
お金持ちになるために一生懸命頑張るって本当に必要な事なの?
せっかくの貯蓄の日なので
自分にとってどこまでが「貯蓄」で
どこから先が「富み」なのか考えてみたい
「富み」のための頑張りは、もういいかな、って思う。